一ノ鳥居

表参道入口に立つ、石清水八幡宮の山麓の顔「一ノ鳥居」は、高さ約9m、最大幅約11mの花崗岩製。最初は木製でしたが、寛永13(1636)年に松花堂昭乗(1548~1639)の発案により石鳥居に造り替えられました。

この鳥居に掛かる、紺地に金文字で「八幡宮」と書かれた額は、元は、一条天皇(980~1011)の勅額で、長徳年間(995~999)に小野道風・藤原佐理とともに平安の三蹟と称えられる藤原行成(972~1027)が天皇の勅を奉じて筆を執ったものでしたが、現在の額は寛永の三筆と称された松花堂昭乗が元和5(1619)年、行成筆跡の通りに書写したものです。

特に「八」の字は、八幡大神様の神使である鳩が一対向かい合い顔だけを外に向けた独特のデザインとなっています。